貧血改善には、食事療法が一番大切になります。食生活の変化によって、貧血のになる方が増えてきています

貧血予防と食事

貧血予防は、日頃の食生活の改善が鍵です

食卓貧血の予防、改善には、貧血の原因の殆んどを占める、栄養素の(鉄、ビタミンB12など)摂取が鍵です。栄養素の欠乏が貧血の原因ですから、1960年代後半ごろまでは、子どもの四人に一人は貧血という時代もありましたが、時代が進み、栄養状態がよくなるにつれて貧血は減少していきました。しかしながら、再び貧血を訴える人が1990年代ごろから増えてきました。意外ですが、貧血の原因は栄養障害によるものがほとんどです。これは、飽食の時代にはなったものの、加工品など栄養のバランスが悪い食品が増え、食生活の変化もあり、必要最低限の栄養を摂取する事が難しくなったのが原因に挙げられると思います。特に鉄という栄養素は、造血にはなくてはならない栄養素ですが、意識をして摂取しなければ十分に摂取するのが難しい栄養素です。鉄は体内では合成できませんから、食事で摂取しなければなりません。過度のダイエットや偏食をつづけていると、たちまち鉄不足という栄養障害に陥ってしまいます。私たちが食物から摂取する鉄は平均で10㎎です。そのうち、体内に吸収されるのはの1㎎です。一日の中で、汗や便により排泄される鉄の量は1mgですので、普通の食事をしていれば、鉄の収支のバランスはほぼとれていることになります。女性が鉄欠乏性貧血になりやすいのは、生理により、鉄が失われるとによって、鉄の体内バランスが崩れることが原因です。成人女性の10人に1人は鉄欠乏性貧血、貧血予備軍の鉄欠乏性状態は成人女性の5人に1人というデータもあるのです。そのため、成人男性1日の鉄の必要量は約1㎎に対して、成人女性では2倍の2㎎とされています。とにかく、生理による鉄の損失などで鉄欠乏になりやすい女性は、日ごろの食事で鉄分を多くとるよう心がけることが大切です。

貧血の人は生活の改善が必要です

健康診断などで貧血が疑われたら、まず、内科を受診して、ほかに重大な病気がないかをチェックしてもらいましょう。
ほかに原因となる病気がなく、鉄やビタミンB12、葉酸不足などのために貧血が起こっている場合は、食生活を改善していきましょう。鉄剤などを飲んで、薬物治療と並行することもあります。

朝食をしっかり食べましょう

食材朝食をとると、血糖値が上がって脳にスイッチが入り、自律神経が昼間の活発に働くモードに切り替わります。朝食をとることは心身の健康に欠かせないことですが、残念ながら最近では、朝食を抜く人が増加しています。朝食をとっていない人は、野菜の摂取量も不足しています。また、食事の回数が少なくなると、食べる食品の種類も減って、食品に含まれている鉄の摂取量も減ってきます。そのため、朝食は必ずとるようにしましょう。朝食のメニューは、穀類+(魚・肉・卵・牛乳・大豆)+(野菜・果物)」の栄養バランスを考えてとると理想的です。
朝、どうしても食欲が出ない場合は、果物や梅干しなどの酸っぱい食品や、おかゆ、スープなどを食べるのもいいでしょう。

食品の種類が偏らないように

ダイエットなどで、特定の食品しか食べなかったり、極端な偏食や菜食主義で肉・魚・卵などを食べなかったりすると、栄養バランスを崩して鉄やビタミンB16、葉酸などの欠乏を招いてしまいます。栄養バランスを考えて日々食事をとるように心がけてください。

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